Lacicu新サービス「Liew」説明会開催しました!
1月6日にローンチしたLacicuの新しいサービス「Liew」。
動画を自身の方針や哲学に合わせてキュレーションできるアプリケーションです。
その説明会で話した内容をレポートいたします。
学習塾を取り巻く環境
2018年から2019年にかけて、5億円以上規模の企業が約20減っています。
大手企業同士の経営統合するケースが多く、よりプレゼンスが高まっている傾向にあります。
同時に注目してほしいのが、1000万〜3000万規模、3000万〜1億規模の企業が増えているということ。
生徒数50〜60名くらいで2000万くらいの売上になります。
個人事業主などで、やられている学習塾が該当するかと思います。数教室運営されていると3,000万〜1億の売上規模になるかと思います。
この数字を分析することでわかってくるのが、この売上規模で高額な映像授業やEdTechを導入するのは中々難しいということ。
わたしたちは、安価でリーズナブルなツールを提供していきたいという思いから、大手企業でも規模の小さな学習塾でも使えるサービスとして「Liew」を設計しました。
映像授業は第3世代へ
映像授業が始まったのは1990年代初頭。
東進ハイスクールを皮切りに、大手予備校が取り掛かり始めた映像予備校が第1世代です。
高額でありながら、高いクオリティの授業を見ることができる形態でした。
次に、スマートフォンの普及に伴い、映像授業を手元で見ることができるようになったサブスクモデルが第2世代です。
スタディサプリを代表とする映像授業は、学習塾のみならず全国の学校にも取り入れられています。
低額で、有名講師の授業を場所を問わず見ることができます。
同時に、YouTubeが盛り上がりを見せるにつれて増えてきているのが、「教育系YouTuber」と呼ばれる存在です。
先日、情熱大陸に登場した葉一さんを始めとして、丁寧でわかりやすく、かつ若い世代が授業動画をあげています。
編集の技術を駆使し、つまらなくなりがちな授業に興味を持たせる工夫がされている動画も上がっており、6万本以上の教育系コンテンツがあるとされています。
学習塾の価値
玉石混交の教育コンテンツがYouTubeを始め、さまざまなプラットフォームに上がっている中で、これからの時代に価値が出てくるのは、コンシェルジュとしてのキュレーションスキルではないでしょうか。
Liewは、そこを叶えるアプリケーションです。
ある生徒に、誰の動画を見せるべきなのか。
これまで、学習塾の運営で重きが置かれていたのが授業や知恵の提供という部分でした。
しかし、情報過多な現代で生徒の選択肢は広がっていきます。
その人たちをどう導いていってあげるのか、という部分も中高生に接する大人に求められていく能力になります。
例えば、モチベーションを高める動画を授業前に見せて、気持ちを上げた状態で授業や問題に取り掛かる。それだけでも、生徒の価値観に影響を与えていくことだと思います。
YouTubeでの勉強はさらに常識に
スマートフォンで勉強をする生徒は、9割以上にのぼり、そのうち約43%はYouTubeを活用しています。
Liewを導入していただくと、すべての学習塾が同じコンテンツを同じように提供するのではなく、あなたの学習塾方針に合わせて、キュレートする動画を選定することができます。
Liewは授業の代替するものではなく、モチベーションを上げる・勉強の効率的なやり方といった学習塾に求められる新たな付加価値を提供することができるものになるでしょう。
Liewの価値
例えば、個別指導の学習塾であれば週2回・80分の授業をすることがあると思います。
しかし、その授業だけで成績があがることは難しい。
そのため、これまでは宿題を出すといった施策で、家庭学習の時間をいかにハックするかを考えてこられてたと思います。
しかし、Liewを導入することで家庭学習を効果的に進めることができ、同時に管理も楽になります。
また、オリジナルのコンテンツを展開することもできるので、これまで撮りだめていた授業動画を有効に活用することができるようになります。
LiewのHOME画面
ここで特に注目したいのが、デザイン性の追求です。
Liewをメインで使う、高校生や中学生はスマホネイティブ世代なので、YouTubeやNetflixといったUIの優れているもの、そしてUXの高いものに触れている回数が圧倒的に多いです。
動画が止まってしまえば、そこから離脱してしまう機会も多くなってしまいがちです。
そのためLiewでは、動画読み込み速度を最大限まで上げることで、動画が止まってしまうといった体験を少なくしています。
また、貴塾に合わせてロゴやテーマカラーを設定することができるので、オリジナルのアプリケーションを作ることができます。コンテンツのセレクトからアプリのオリジナルティまでを追求することで、生徒保護者にも安心して提案できるものです。
Liewの機能
◯コエカケ
ログインしていない生徒への通知や試験前のオススメ動画の通知など、取り巻く環境に合わせて生徒との連絡ができます。
◯マイページ
勉強時間や教室の管理、生徒管理ができ、保護者もマイページを見ることができるので、保護者面談や三者面談にも活用することができます。
◯ふせん
動画によっては、前置きが長いものもあるかもしれません。そうなると繰り返し見ることが億劫になりがちです。そのため、もう一度見たい部分にふせんを貼ることで、次からも同じ部分を見ることができます。
Liewの管理画面
プレイリストを作成する際、YouTubeからドラッグ・アンド・ドロップをするだけでオリジナルのプレイリストを作成することができます。
また、サムネイル画像をYouTubeのままでもカラーにすることも。サムネイルのサイズ変更もできるので、注目してもらいたいものは大きくすることが可能になります。
YouTuberから見るLiewの可能性
YouTubeは、エンターテインメント性の高い動画の再生回数が伸びる傾向にあります。
しかし、本質はそこではない。
勉強をできるようになりたいと思う子どもたちのために映像を作っているはずなのに、収益性だったり注目度のために作ってしまうのは違う。
だから、Liewのようなアプリができることで、これまで日の目を見ることのなかった動画が注目されるようになるのではないかと思っています。
Liew スタートアップメンバー 募集について
説明会に参加いただいた方限定で、特別価格でのLiewの提供をさせていただきます!
とアナウンスをさせていただいたら、あっという間に限定20枠が埋まってしまいました。
現在、Liewは新規のユーザーの募集を停止させていただいております。そのため、Liewの導入などをお考えの方は、Wait Listにご登録をお願いいたします。
募集が再開しましたら、順次ご案内をさせていただきます。