《NEWS L ON AIR》第1回| 学習塾が生徒を集めるためのHPとは?イベントレポートを公開!

《NEWS L ON AIR》第1回| 学習塾が生徒を集めるためのHPとは?イベントレポートを公開!

2020年11月11日に開催したオンラインイベント《NEWS L ON AIR》第1回において、株式会社Lacicuのデザインディレクター松永とWebデザイナー齋藤が、「よいHP、わるいHP、なんてことないHP」をテーマに講演しました。

そもそもHPの役割とは?という部分から、実際にどんなHPにすることが効果を上げるものになるのか、といった部分までをお話させていただきました。

そもそもHPはなんのために必要?

意外にも、なぜHPを持つのかわかっていない方も少なくないのではないでしょうか。
HPを持つことは、学習塾側にもユーザー(ここでは生徒や保護者)にもメリットがあります。

よいHP・わるいHP|WEBのプロが語る、デザイン設計とは

HPでもっとも大事とされているのが、「ファーストビュー」と言われる部分です。
ページにたどり着いたユーザーは、ファーストビューをたった3秒見ただけで、離脱するかどうかを判断すると言われています。
自分が欲しい情報などがあるかどうか、などすべてファーストビューのみで判断されてしまいます。

あなたの塾の強みを3秒で伝えてください!というお題に、どう答えるかを問われているのがファーストビューの部分です。
3秒で処理できる情報量は、そう多くありません。文字情報なのか、イラスト情報なのか、写真情報なのか。情報の伝達手段も様々ありますし、伝達スピードも異なります。

文字で伝えるべきなのか、イラストで伝えるのか、写真なのか。それぞれの強みを理解した上でHPを設計していく必要があります。

学習塾のHPを見させていただいて、見受けられたNG例をご紹介します。
● ファーストビューで塾の強みが端的に説明されていない
● 説明の文章が無駄に長い、テキストだけで説明している
● 必要のない画像・適切でない画像を使っている
● 画像が無駄に多い
● 素人が撮影した画像でセンスがない

ファーストビューの部分ができていない学習塾さんが圧倒的に多かったという印象です。

また他の4つですが、ここはHPの構成をしっかりと設計することができていないことから発生している問題です。

いいHP 10のポイント


01 目的・ゴール設定
学習塾がHPを持つメインの目的は、お問い合わせになると思います。
料金についてや今後のフローなどについてのお問い合わせが多くなるのではないでしょうか。
そのメインとなる目的を達成しやすいHPの設計になっていますか?
ファーストビューにはお問い合わせのボタンが入っているけれど、スクロールした後にはボタンがないHPも多く見受けられました。

02 情報の整理・質、導線
情報がわかりやすく見やすい設計になっているか、それぞれの情報を伝えやすくするための導線になっているかどうかが大事です。
欲しい情報がどこにあるのかわからなかったり、階層化してあげることでユーザーも混乱せずに必要な情報を拾ってもらうことができます。

03 ページの表示速度
早いのがやっぱり良い。
ページの表示速度が遅くなってしまう原因として大きいのが画像のファイルサイズが大きいことです。
画質を下げることなく、ファイルサイズを小さくすることができる無料のツールがあるので、これらを使ってファイルサイズを下げることが可能です。
TinyPNG(https://tinypng.com/
JPEGmini(http://www.jpegmini.com/

04 独自ドメイン、常時SSL化(https化)
ドメインが、きちんとオリジナルのものになっているかどうか、というのも重要になってきます。学習塾のサイトだということがわかるドメインや塾名がドメインになっていることで、信頼度は高まります。反対に、何の脈絡もない文字列などでは一気に怪しさが増してしまいます。

SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上のセキュリティの話です。
インターネットでの情報のやり取りを暗号化するための仕組みになっています。これがないと、Googleからの評価も下がってしまいますし、ユーザーからしても、信用できないHPになってしまいます。
例えば、お問い合わせや資料請求などでフォーム入力を躊躇してしまう要因になってしまうので、SSL化はなるべく早めに対応していただく必要があります。

05 デザイン
時代に合っているかどうか、や見やすいものになっているかが大事になります。

06 スマホ対応
デバイスに合わせてデザインを変えてあげることで、ユーザーのストレスが少なくなります。
9割くらいがスマホからアクセスをしているというデータが出ています。
ここ数年でスマホユーザーが圧倒的に増え「スマホファースト」の考え方が必要になってきています。

スマホ対応ができていない場合、文字が小さすぎてしまったり、画像が小さくなってしまいます。
そのため、離脱する可能性が高まります。

07 更新しやすさ、頻度
せっかくサイトに訪れても、ニュースやブログといった最新情報が更新されていないことで、果たしてこの塾は運営されているのだろうか…?と不安になってしまいます。
しっかり定期的に更新していくことがSEO対策にも繋がりますし、ユーザーからの信用もあがります。

08 適切なリンク設定になっているか
例えば、料金表を見たいと思った保護者さんが料金表のボタンをクリックしたにも関わらず、全く別のページに遷移してしまうことがあります。
リンク設定が正しくされているのかどうかは、すぐにでも修正することができる部分なのですぐに対応してください!

09 SEO対策
検索エンジンでの結果ページに表示されている順位がすごく大事になってきます。
上位3つのHPが6割のクリック率を占めています。
2ページ目以降になると、さらにクリック率は下がってきてしまうので、検索結果の1ページ目に表示されることを目指しましょう。

対策の仕方ですが、上の01〜08までをしっかりと対応することで順位を上げることができます。

10 アクセス解析
Googleアナリティクスなどの無料のツールを入れてあげることで、利用者数、訪問日、流入経路、離脱率、CVR(目標達成率)管理などを見ることができます。
ユーザーの動きが正確な数値で判り、マーケティングに活用することができます。
データドリブンという言葉も出てきていますが、データを活用してその次の施策を検討することで、ズレを少なくしていくことができます。

HP診断

こちらは、動画をご覧ください。
34:03からから目を通していただければと思います。

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https://www.lacicu.co.jp/archives/4953

この記事を書いた人

Lacicu 編集部

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