【高校部強化】WEB集客初級編~そもそもSNSって何?~
株式会社Lacicuの山田です。
12月になりましたね。今年も早いもので、あと1か月です。
師走とはよくいったもので、お世話になった方々へ挨拶に走り回っていたらあっという間に終わってしまいます。
僕の場合は忘年会という名の飲み会ですが笑
さて、今回はSNSについて、3回に分けてコラムを書こうと思います。
第1回は、基礎編をお送りします。
今までSNSをやってこなかった。。。今さらSNSのことなんて聞けない。。。と思っている方もいるのではないでしょうか?
本当に基礎の部分になりますので知っている方も多いと思いますが、そういう方も知識の棚卸のためにさらっと読んでいただければ幸いです。
高校生の集客にSNSは必須
塾を選ぶ決定権ですが、小中学生は親が持っている場合がほとんどです。ただ、高校生になると、生徒自身が塾を選ぶ決定権を持っている場合が多くなります。
そう考えた場合、高校生の集客方法は小中学生とは変える必要があります。
チラシやポスティングの場合、ターゲットは親になります。ですので、チラシやポスティングから高校生の問い合わせがくる確率は低いと考えられます。
そこで、高校生に直接届けるために有効な手段がSNSです。
高校生のスマートフォン利用率は96%にもなり、さらにSNSの利用率は7割近くなっています。(2019年2月時点)
自塾の広報活動から広告まで、幅広い用途で使えるSNSは高校生集客には必須になります。
SNSをやっている方の中で、TwitterやFacebookのアカウントを立ち上げたけど全然問い合わせに繋がらない。。。と思った方もいるのではないでしょうか。
そもそもSNSマーケティングの目的は、あくまでも「ブランディング=認知させること」です。コツコツ認知を積み上げることで、将来的な問い合わせに繋げる行為なのです。
すぐに問い合わせという結果に繋がるわけではないのですが、そこでやめてしまわないように注意しましょう。
(すぐに問い合わせに繋げたい場合はTwitter広告の運用をお薦めしますが、それはまた別の機会に)
SNSの違い
代表的な3つのSNSの違いを押さえておきましょう。
年代別で見てみると、10代はTwitterの利用率が圧倒的に高いことがわかります。
Facebookを見ると、40代、50代になると比率が高くなっていきます。
ここから、生徒にはTwitter、保護者向けにFacebookというのがオーソドックスな情報発信だといえるでしょう。
ただ、学生を中心にInstagramの人気が高いため、生徒のInstagramに載せてもらえるような写真を提供するのがお薦めです。
SNS運用のポイント
Twitterなどで情報発信をする際に意識しなければいけないことは、あくまでも主体はユーザーだということです。
従来の広告は、届いた人が有用かどうかを判断し完結するのに対し、SNSの場合は届いた人から別の人に拡散することが一番の特徴です。
塾にとって都合の良い情報を配信したのでは、ユーザーの共感が得られずシェアやリツイートによる情報の拡散には繋がりません。配信した情報がユーザーにとって有益な情報であって、初めて拡散の可能性が開けてきます。
このように、ユーザーを本位とし、ユーザーの共感を得られる情報を配信することで、「この塾に入ってみよう」という心理効果が高まります。
Twitterで業務連絡を配信しているところが多く、非常にもったいないと感じます。。。
最後に
SNSが苦手な人の多くは、そもそも用語がわからないという方も多いのではないでしょうか?まさしく僕がそうでした笑
SNSの運用は非常に奥が深く、やればやるほどおもしろくなってきます。
チラシやポスティングなど、従来型の広告は広告効果を確かめることが困難でした。しかし、SNSになると、いつ、誰に、どのような投稿が効果的なのかを瞬時に分析することができます。
そして、短い間隔でその都度修正できるため、販売管理費にかけられる金額に限界がある中個人塾は、特にSNSの運用をお薦めします。
「従来型の広告=結果が返ってこないテスト、SNS=すぐに結果が返ってくるテスト」というのが僕のイメージです。結果がわかり、すぐに直しができたほうが改善に繋げやすいですよね。
さて、第2回はTwitterの具体的な運用について書こうと思いますので、お楽しみに!