【高校部強化】入会面談、難しいですか?
株式会社Lacicuの渡邊でございます。
やる気のあまりなかった受験生もいよいよ本気を出し始めている時期でしょうか。
これからの時期は再び問い合わせも出始めて、大学受験を意識した高校2年生から体験授業などの申し込みがあると思います。
貴重な問い合わせをしっかりと入会に繋げて、生徒数を増やしていきたいですね。
今回は入会面談時に気を付けておくべきこと、をちょっと書いていたいと思います。
どんな生徒からの問い合わせなのか
個別指導塾での勤務の際、高校生の問い合わせは大きく分けて二つでした。
高校定期テスト対策、大学受験対策といった感じです。
どちらの生徒でもまずはヒアリングが重要ですよね。
どういった目標を持っているのか、苦手科目や単元、そしてその原因などを聞きます。
それをもとに自塾であれば、こんな対応をして、解決していきます。
こんな流れではないでしょうか?
実はここまではどの学習塾も流れや聞き方などの差はあっても、あまり変わらないと思います。
面談室に資料はありますか
生徒からのヒアリングをもとに、自塾でできること(指導方法やカリキュラムなど)をアピールしながら、様々な提案をすると思います。
その際に、先生の考え方や自塾の指導方法、またカリキュラムのサンプルなどは用意されているでしょうか。
私が前職の個別進学塾の際には、FC本部より入会面談用の冊子のようなモノが送られており、そちらを使いながら説明を行いました。
やはり口頭だけでの説明ではなかなかイメージできない生徒もいます。
説明している先生がわかっている内容でも、生徒にとって始めてであればなかなか理解できないこともあります。
説明する内容をまとめたファイル、ちょっとした資料などを作ってキレイに整理して面談スペースにおいておきましょう。
大学受験の生徒からの問い合わせ
問い合わせの生徒が大学受験の生徒でしたら、受験コンパスご利用の学習塾様にとっては大チャンスですね!!
このチャンスを逃さないために、いくつか事前準備をしておきましょう。
◎受験コンパスのメインメニューから入学説明資料を用意しましょう
→メインメニューからお知らせ、パワーポイント資料に「入学説明資料」をダウンロードしておけば、オリジナルの説明資料を作ることなく、指導方法を視覚化して見せることが可能となります。
大学受験のポイントは、やはり合格に必要な勉強量、特に演習の時間です。
それを言葉で説明するのは意外と難しいはずです。
勉強時間の内訳などを提示できる資料を用意しておくと、納得度が変わると思います。
◎年間計画表のサンプルをラミネート加工しましょう。
→意外と忘れやすいのですが、年間計画表のサンプルを必ず面談室に置いておきましょう。
近隣のターゲット校、近隣になければ公立高校偏差値でターゲットとする高校を選択しましょう。
その高校の生徒が、「MARCH文系を志望した場合」、「関関同立理系を志望した場合」や「地元国公立大学志望の場合」など、いくつかのパターンで作成してみましょう。
ターゲット校の生徒が来た場合に、
「これは〇〇高校の生徒が、MARCHを志望した場合のカリキュラムのサンプルだよ。」
として説明が可能となります。
開始月を複数パターンにして作成しても良いですね。
説明に来た生徒が「こんなカリキュラムで勉強するのか」とイメージしてもらうことがなにより重要です。
そして作成した年間計画表は必ずラミネート加工しましょう!
ちょっとしたことですが、見栄えがよくなり印象が良くなりますよね。
ラミネートの機械がなければ、ファイルに入れてしっかりと“資料”として準備しているように見せましょう。
何度も説明に使ったサンプルよりもキレイにラミネート、もしくはファイリングされた方が確実に印象が良いはず。
面倒ではありますが、あとひと手間加えましょう。
自塾の良さをアピールするのにシステムや実績ももちろん重要です。
ですが、資料や見た目、こちらも意識してみてください。
これからの問い合わせが入会に繋がると良いと思います!