エンジニアのベトナム通信 Vol.3
日本は梅雨に入ったころでしょうか。ベトナムは猛暑ときたま雷雨・洪水の近頃です。
さて今回は第3回ということですが、仕事の話は一度お休みして、ベトナムの熱きバイブスを肌で感じたエピソードを書こうと思います。
以前の記事で社内のサッカーリーグがあるという話でも触れた通り、ベトナムで一番熱いスポーツはサッカーです。
つい先日、第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)という「東南アジア版オリンピック」と称されるほどの大会がハノイで開催されたのは記憶に新しいですね。
ベトナムがぶっちぎりでメダルを獲得していく中、大会の締めくくりとしてサッカーの決勝戦が「ベトナム vs タイ」という好カードで行われました。
私もベトナムを応援したく、先方のみなさんと一緒にオフィスで試合を観させてもらいました。
そして、気になる結果は…
1-0 でタイに勝ち、ベトナムが優勝しました!試合終了の笛とともに思わず感嘆の声が漏れたのは言わずもがなです。
みなさんとひとしきり盛り上がった後、一息ついていると出し抜けに「さて行こうか」と声をかけられました。
訳もわからぬまま首を縦に振り、バイクの後ろに乗せてもらって外に繰り出すと、
なんとベトナムの国旗やブブゼラらしき笛を持ってる人々で賑わっているではありませんか。
さらには、至る所から「Việt Nam vô địch!(ベトナム最強!)」という掛け声も聞こえてきます。
この凄まじい一体感、高揚感、バイブスに私は圧倒されました。
このお祭り騒ぎは日曜にも関わらず夜中まで続いていました。三日三晩続いたという噂もあります。
ハノイ開催のSEA Gamesは2003年以来2回目とのことで、とてもラッキーな体験ができたことに感謝しかありません。Cảm ơn Việt Nam(ありがとうベトナム)ちなみに通常時のバイブスはどうなんだというと、仕事終わりのサッカーの試合後に飲み会でしこたまビールを飲むなどしています。
長くなりましたが、ベトナムの熱きバイブス伝わりましたでしょうか。次回はいよいよラストです。それでは。