【大学入試改革シリーズ】英語外部試験(後半)~英検っていつ何を受けるの?~(11月1日更新)
株式会社Lacicuの山田です。
続けての投稿になりますが、読んでいただいている方、ありがとうございます!
前半では英語外部試験について書きましたが、後半は具体的な試験についてです。
英語外部試験においては、恐らく英検を受ける受験生が多いのではないでしょうか?
英語外部試験の影響で、英検も色々と変化があります。
現高2に、しっかりとアナウンスができるよう、詳細を知っておきましょう!
「大学入試英語成績提供システム」では どの英検®が利用できるの?
従来の英検では、大学入試英語成績提供システムを利用できません。
大学入試英語成績提供システムを利用するためには、「英検CBT」、もしくは「英検2020 1day S-CBT」を受ける必要があります。
このCBTとは「Computer Based Testing」の略で、コンピュータ上で受験する英検です。
従来であれば1次試験(筆記)を合格した者のみが2次試験の面接(スピーキング)に臨めましたが、CBTだと4技能を1日で全て受験できるのが特徴です。
「英検CBT」と「英検2020 1day S-CBT」は
・会場や試験日程が違う
・ライティングが、解答用紙に手書きか、キーボード入力か
が大きな違いになっています。
フローチャートが非常にわかりやすくなっていますので、ご活用ください。
フローチャートのダウンロードはこちら
動画でも詳しい説明があります。
英検っていつ申し込めばいいの?
大学に成績としてカウントされるのは、高3の4月~11月までに実施される試験に限られます。
(11月1日時点で、ここがまだどうなるか未定です)
大学進学を考えている生徒は、一般入試はもちろん、推薦入試を考えいる生徒も受けたほうがよさそうですね。
忘れていそうな生徒には、必ずリマインドの連絡をしておきましょう!
第1回と第2回のどちらを受けたほうがいいの?という生徒もいると思いますので、下記の動画がわかりやすく説明してくれています。
最後に
現高2生は、大学入試改革の最初の学年で、非常に不安を感じている生徒が多いです。
英検においても、いきなりCBTでコンピュータ上で試験を受けることを嫌がる生徒もでてくるでしょう。
そんなときに、不安を和らげることができるのは、塾の先生が一番の適任だと思います。
大学受験指導のプロフェッショナルとして、前もって情報を提供していくこと、そのために主体的に情報を取りに行くことを心掛けていきましょう。
ちなみに、「英検2020 1day S-CBT」のリーディングとリスニングテストには、事前準備のための動画が用意されています。
ご存知ない方がいらっしゃったら、ぜひご活用ください。
これからも最新情報を適宜コラムとしてあげていきたいと思います。