【Liew】インタビューvol.002 動画ソムリエの時代へ 映像授業で必要なのはルートと余白

【Liew】インタビューvol.002 動画ソムリエの時代が来ると思っていた

質の高い教育環境を誰もが利用できるよう、プログラミングすることなくオリジナルの塾アプリが作れる「Liew」。

今回は、複数の映像授業を生徒によって使い分けされている、AnyDayStudy(エニィデイスタディ)進学個別代表の大沢先生にお話を聞いてきました。

AnyDayStudy(エニィデイスタディ)進学個別

小学生から高校生まで、プロ講師による映像解説と教室の講師によるダブル個別指導を行っている兵庫県の塾。

1中学専門教室にすることで、高い質の学習サービスを提供している。

動画ソムリエの時代が来る 

ー早速ですが、Liew導入に至るまでの背景を教えてください

コロナが蔓延した際に、学校ではスタディサプリを取り入れるようになりました。
しかし、生徒から話を聞いていると、学校の先生自身もYouTubeで動画を配信していたりと、スタディサプリだけではなく、YouTubeも活用されていました。

また、同時に、自宅学習用に授業をYouTubeで配信するにあたり、
「僕の授業が分からないときはスタサプの〇〇先生がいいよ」、
「化学はYouTubeの✕✕先生の方が、僕の動画より分かりやすいかも。そっちも見ていいよ」と、生徒に動画を紹介している先生もいらっしゃいました。
そうすると、生徒たちは自分からYouTubeで動画を調べていたんです。

これらを見ていて、もしかすると先々、
「ソムリエのように、動画を選んでプレイリストをつくる時代が来るんじゃないか」
「特定の映像授業サービスがいいという時代に終わりが来るんじゃないか」と考えていました。

同時に、自塾では講師が卒業などで入れ替わってしまうことにも危機感を覚えていました。
「この状態のまま、高校部を続けていて大丈夫なのだろうか」と思っていたときにLiewの話を聞きました。

動画と問題集を対応させたルートをつくる

ーLiewをどのように活用していますか?

高校生に科目指導の動画を配信しています。
「高2私立文系」や「高2国公立文系」など、コース別に対応した科目が見れるようにしています。
あとは、大学受験情報のプレイリストを作成し、
「新しい動画を入れたから見てね」と生徒に伝えています。

また、Liewに合わせて、「日本史ルート for Liew」といったルートをつくりました。
この日本史のルートの場合は、旺文社の全レベル問題集と対応させていて、例えば、
「ここまで動画を見たら、1〜19ページまでできるよ」と分かるようにしています。
全レベル問題集は入試問題がベースで範囲が広く、生徒が勉強の進め方で困ってしまうこともあります。
しかし、「この動画を見たら、ここまで問題集を解こう」と、どの教材をどの順番で進めればよいかルートを決めてあげると、彼らも納得した上で勉強を進めてくれます。

目次のように体系化されていて勉強しやすい

ー他の映像授業との違いはどんなところですか?

今も別の映像授業と併用しているのですが、Liewで見れる動画には先生がいて、板書があって、生徒も一生懸命ノートをとるから勉強してる感があるそうです。

もう一方のサービスは、一つひとつの授業が短時間で、レジュメに大切なことがまとまっています。
私はとても学習効率がいいと考えていたのですが、「穴埋めだし、答え合わせをしているみたい」と感じる生徒もいるようでした。

また、LiewはYouTubeの動画を「プレイリスト」として体系的にまとめてくれています。
生徒は、中学生のころから、「カリキュラムがあって、ここまで終わったよね。今はここやってるよね」という流れで勉強することに慣れているので、
動画が参考書の目次のように体系化されていて、その通り進んでいくことに安心感を感じるようです。
特に高1生には、分からないところを動画で調べながら勉強するのは難しいようで、授業が進んでいくように勉強できるLiewの動画が良いと言っていました。

ー最後にLiewはどんな塾におすすめだと思いますか。

学習管理型の塾は非常に相性が良いと思います。
特に大学受験で管理型の塾だと、受験コンパスと組み合わせたら、抜群だと思います。

また、Liewは手を加えられる余白がたくさんあり、自塾に合わせて手を加えたい人にもおすすめだと思います。

例えば、いずれは「Liew for Manager」を活用して、自分たちで簡単な授業動画をつくって入れていきたいと考えています。

                 ◇◆◇

今回は、AnyDayStudy進学個別の大沢先生にインタビューさせていただきました。
Liew以外にも様々なコンテンツを導入している大沢先生ですが、
「映像授業はたくさんあるけれど、YouTubeにはどんどん新しい動画がアップされている。
それはつまり、将来無限にコンテンツがあるということで、
将来性があるだろうな」
と話してくださいました。

学習塾業界に今後10年の間に恩返ししていきたいと話す大沢先生。
Liewがその一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

Lacicu 編集部

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