学習塾がコーチング導入に成功する方法とは? ポイントはコーチングの見える化でコースにすること

学習塾がコーチング導入に成功する方法とは?

学習の個別最適化を目指した取り組みが増えてきた今、コーチングを取り入れたい方も多いのではないでしょうか?
すでに、定期的に面談を行っているという方もたくさんいらっしゃると思います。

しかしその反面、
「忙しく、面談が後回しになってしまう」
「生徒保護者に想いが伝わらない」
といったご相談もたくさんいただいています。

そこで、学習塾がコーチング導入に成功するために、
一番大切なこととその方法をお伝えします!

 

コーチング面談を有料化をしましょう

コーチング導入の成功に一番大切なこと。
それは、コーチングを無料ではなく、1つのサービスとして有料化することです
生徒のためにと料金をいただかずにコーチングを導入すると失敗するケースが多いです。

先生一人が対応できる時間は限られています。
無理して導入をしてしまうと、忙しくて後回しになってしまい、長続きせずに結局すぐにやめてしまうことになります。

また、人は無料のものには価値を感じづらくなってしまいます。
その結果、生徒も先生もコーチング面談に向き合う姿勢を作るのが難しくなってしまいます。

コーチング面談を有料化し、授業と同じように責任を持つことで、一人ひとりと向き合う時間をしっかり確保でき、効果を最大限に発揮できます。

 

学習塾がコーチング面談の有料化は難しい

しかし、学習塾において、コーチング面談を有料化するのは難しいのも事実です。
なぜでしょうか。

特に保護者は、学習塾は”勉強を教えてくれるところ”というイメージが強く、
先生にいわゆる”ティーチング”をしてほしいというニーズが高いです。

逆に、面談は学習塾が今まで無料で行っていたものであり、コーチングはまだ保護者には浸透していないため、コーチング面談の価値は理解されにくいです。

さらに、コーチング面談はすぐに結果が出たり、知識が増えることはないため、何をしているのか、果たして意味はあるのかが見えづらく、分かりにくいというデメリットがあります。

 

コーチング面談を見える化しましょう

ではどうしたらいいのでしょうか?
結論として、コーチング面談を見える化することで解決できます。

コーチング面談を見える化する例として、
受験コンパスを使ったコーチング面談のご紹介します。

受験コンパスとは??
高校生指導のノウハウがなくても、生徒個別の学習年間計画表を作成できるサービスです。
毎年2000冊程の参考書を分析しており、現在地と志望校までの差から、合格までにやるべきことを視覚化できます。

生徒は作成した計画表を元に自学自習を進めていきます。

志望校までのゴールが見えるので、モチベーションを維持しやすく、
何をやれば良いかが明確で、迷わずに学習を進めることができます。

 

  1. 受験コンパスで年間計画表、週間計画表を作成
  2. 計画表を用い、生徒が自学自習を進める
  3. 週に1回、生徒と先生が一緒に計画表を見ながら、
    進捗・定着度の確認をベースにコーチング面談をします。

    コーチングを通して、生徒は自ら課題・改善点を見つけ、次の行動に移していきます
    必要があれば計画を見直し、先生はそのサポートをします。

  4. ②③の繰り返し

受験コンパスをコーチング面談に取り入れることで、

目に見えるもの(=年間計画表)があるので、生徒・保護者が価値を感じやすい
✅コーチング面談を提案する際に、保護者への営業ツールの一つとすることができる
✅ゴールが明確で生徒のモチベーションが上がりやすいので、保護者も子どもを塾に通わせる必要性を認識できる

といったメリットが生まれます。
 

コーチング面談の価値を見える化する1つの例とはなりますが、
ご参考にしていただけましたら幸いです。
 

さいごに

Lacicuでは、学習塾コース設計のサポートもしています。

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この記事を書いた人

Lacicu 編集部

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