【受験コンパス】インタビューvol.010 設立2年で医学部合格者を輩出!その秘訣とは?
大学受験専門塾Cleverは、静岡県浜松市にある予備校。受験コンパスを2年前の開校時に導入し、「自立型指導」を実施されています。大学受験指導の核となる「受験戦略」を面談+受験コンパスで実現。開校2年で国立医学部合格者を輩出したCleverが、どのように受験コンパスを活用し、成果を上げているのか、インタビューしてきました。
代表プロフィール
谷口さま(写真 左)
学生時代から30年以上、塾業界に従事。集団、個別、自立とすべての指導業態を経験し、現在はCleverを含め、浜松市で2教室のオーナー。校舎長プロフィール
田辺さま(写真 右)
名古屋大学理学部出身。大学卒業から講師として活躍し、Cleverでは校舎長として、自らの経験を活かした丁寧な指導で生徒保護者からの信頼を得る。空いている時間に教材分析や過去問分析をするほど、教務力向上に余念がない。
開校2年で国立医学部合格者を輩出
ー国立医学部に合格した生徒さんはどんな子でしたか?
田辺先生:高3の5月頃の入塾で、偏差値は60以上でしたが、第一志望が旧帝大だったので時間的にはギリギリのタイミングでした。
医学部志望ではありましたが、国立大学の問題傾向を考えたプランを作成する必要がありました。学習量は増えますが、コツコツやる生徒だったので、受験コンパスの年間計画表でやるべきことを示せばやり遂げてくれると思ってました。週間計画表をきちんと提示してあげることを意識しました。
ーどのように受験戦略を設計していったんですか?
田辺先生:実は、共通テストの得点率が第一志望の目標に若干届きませんでした。事前に得点率が〇%なら、別の大学、というのは本人とご家庭と決めていたので、問題ありませんでした。
旧帝大から、別の大学に進路選択を変える際、問題の出題傾向などを考えると、私立大学ではなく、同一の出題傾向を持つ国立大学の医学部のほうが、ここまでの学習傾向と合っていたので、その提案をしました。当初の目標とは違ってしまいましたが、医学部合格のための最善の策をとってあげられたと思っています。
受験コンパスを使った指導
ーどんな指導方針で運営にあたられていますか?
田辺先生:基本的には受験コンパスにある参考書で計画を組んでいます。学校で使っている教材もありますが、そこは作成している計画を推しています。受験コンパスにある「年間計画表のサンプル」に一通り目を通したことで、優先度の低い参考書、参考書同士の接続などを考え直して、計画に反映させることができています。Cleverは、自立型指導なので年間計画表を元に勉強をしてくれます。科目の質問もゼロではありませんでしたが、できるだけ自分で勉強を進められるように促していきました。定期的な面談を行い、モチベーションや志望校のことをヒアリングしました。
ークレバーでは、面談を重要視している印象ですが、どのように実施されているんですか?
田辺先生:意識しているのは、生徒に話してもらうことです。自分で言ったことは責任感を持ってもらいやすく、学習計画に遅れを出さないためにも重要です。理解度の確認には受験コンパスのチェックテストを使いました。チェックテストは必ず実施して、8割以上で合格です。8割取れなかった場合には、再度チェックテストを受けてもらうか、参考書を再度学習してもらうか、その都度生徒との面談で決めています。1回で30分程度の時間ですが、通っている学校や部活動などの話もしながら、生徒の情報を集めるようにしています。
ー受験コンパスを導入して良かったことについて教えて下さい。
田辺先生:受験コンパスにある「年間計画表のサンプル」はよく見ています。サンプルを見ながら、どの参考書からどの参考書に接続するのがオススメなのか、大学のレベルに応じた参考書の選択など、いろいろと参考にしました。導入1年目は基本の通りに使い、2年目からは、自分でアレンジをしながら進めることで、実績が出せたと思います。
また、受験コンパス導入で「自立型指導」にしたことで、私が授業をすることがなくなり、その分、教材や大学、生徒情報の取得などに時間を充てることができたことも大きかったと思います。Cleverは、学習管理とサポートやコンサルティングの要素が他塾との違いになると思っています。生徒それぞれに合ったサポートをするためには、私自身も情報収集をしなければいけません。その時間を確保できるのは、自立型指導で授業の時間がなくなったことが非常に大きいです。
これからのClever
ー3年目を迎えて、これからの展望はありますか?
谷口先生:開校直後、コロナウイルスの影響で学校が閉校になってしまい、校門前配布など、集客のために考えていた策をとることができませんでした。塾の立ち上げ、HPの作成などをお願いしていたLacicuの山田さんに何度も連絡をしたのを覚えています。(笑)
校舎長の田辺も以前は講師をやっていましたが、自立型指導は初めてなので、その点もLacicuさんにはサポートしてもらいました。今年は、コロナウイルスが多少落ち着いたこと、何より合格実績を出すことができたので、集客に力を入れて、近隣高校の入塾者を増やしていきたいと思います。
田辺先生:偏差値の高い大学に合格させることが大事なのではなく、生徒の自己実現のために何ができるのかを常に考えていきたいと思います。難関大学に行きたいと言ってくれた生徒に自信を持った指導をするためにも、今後も受験コンパスの年間計画表、そして面談という強みを活かしていきたいと思います。最近は、生徒のまわりに学習ツールが多々あり、何をすればいいのか悩んでいることが多く、保護者の方も困っているように感じます。生徒も保護者も「管理」という部分を求めているように感じるので、Cleverの強みを伝えた上で、自己実現のための場になればいいなと思います。
谷口先生:開校2年ですが、校舎長の田辺の面談スキルが各段に上がりました。併願大学の戦略などの知識はもちろんですが、やる気が出ない生徒のモチベーションアップなども引き出しが増えたように思います。近隣には大手の予備校もありますが、Cleverの指導方法と校舎長の面談力があれば戦っていけると思っています。
大学受験が複雑になれば、Cleverの強みは他塾との差別化に繋がると思うので、大学受験専門にして良かったなと思います。様々なオンラインセミナーでも情報を収集しながら、常にアップデートしながら生徒にとって一番の選択肢を与えていきたいです。
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展示会で受験コンパスを知っていただき、新規開校時からお付き合いのあるClever様。
自立型指導塾として、2年で国立医学部合格を輩出しました。短期間で合格実績を出すためには、教材分析や大学情報の取得など、常に情報を更新する必要があると改めて感じました。
「受験コンパス」で受験ノウハウのベースは提供していますが、生徒個別の受験戦略を作るのはやはり現場の先生方です。
教務力の強化や受験情報の取得をどうすればいいのかわからない、という先生方もまずは生徒指導を通じて一緒に成長していくことが重要です。
谷口代表や田辺校舎長が相談したように、ご心配事はいつでもLacicuにご相談ください。
受験コンパスというツールを通じて、一緒に高校部を強くしていくために、我々もサポートのレベルアップをしてまいります。