学習塾を開業する際に必見!20のチェックポイント!
少子化が叫ばれている昨今ですが、学習塾の事業所数は微減にとどまっており、2018年・2019年・2020年と続けて従業員数は増加傾向にあります。
コロナで打撃がありましたが、教育のニーズがなくなることはありませんし、継続課金のビジネスモデルのため飲食業ほどのダメージはありませんでした。
直近の学習塾業界の動向についてはこちらをご覧ください。
さて、学習塾を今後開業しようと思っている方や、新たな店舗展開を考えている方もいらっしゃると思い
今回は学習塾を開業する際のチェックポイントをつくってみました。
開業する前に一度照らし合わせてみてください!
1.塾コンセプト作り
地域にもよりますが、基本的に学習塾は全体的に供給過多の状況です。
コロナの影響でオンライン学習塾も盛況です。
つまり、生徒は奪い合いになっており、集客コストは年々上がっています。
知名度がある大手塾や、長年地域に根差している塾がある場合、非常に集客コストがかかります。
学習塾は元々差別化が難しいビジネスモデルで、そうなると認知度や実績で選ばれがちです。
少しでも集客しやすい学習塾をつくるために、入念にコンセプトを作りましょう!
□1.自分の塾が存在すると、顧客にどのような影響を与えられるかが明確である
□2.コンセプトに独自性がある
□3.どういう教育をしていきたいかが言語化できている
□4.どんな学力層をターゲットにするかが決まっている
2.マーケティング
競合が多く、サービスの差別化がしにくい産業の場合、重要になってくるのがマーケティングです。
市場のリサーチから立地まで、戦略を練った上で展開していきましょう。
□5.周辺人口、学生人口、潜在人口を確認している
□6.学校の生徒数、位置、通学路を把握している
□7.競合となる学習塾の数、規模、社員数を把握している
□8.学生講師を採用できるかどうかをリサーチしている
□9.損益分岐点を計算している
□10.生徒数が0人でも半年運営できる資金を確保している
□11.家賃と収容人数のバランスがとれている
3.スケジュール
開業においては事前のスケジュール調整が非常に重要です。
内装工事やホームページなど、3か月ほどはスケジュールに余裕を持ったほうがよいでしょう。
教室ができあがり、オープンまで集客期間がとれているかどうかも重要です。
□12.集客時期から逆算してオープン日を設定している
□13.オープン日の1か月前に内装工事が終わっている
□14.オープン日の1か月前にホームページが完成している
□15.オープン日の1か月前にチラシや入塾資料などの販促物が完成している
4.教室運営
最初に考えたコンセプトに沿った教室運営方法を考えます。
映像授業や生徒管理ツールの契約が必要なのか、講師を採用するのかどうか、など事前に決めておく必要があるものをまとめました。
□16.(必要であれば)講師採用のフローができている
□17.年間スケジュールを作成している
□18.保護者や生徒とのコミュニケーションツールを決めている
□19.生徒管理の手法を決めている
□20.授業に必要なコンテンツを決めている
いかがでしょうか?
あえて抽象度を高めのものを作成しました。
ここから具体的なチェックポイントを作るためには、詳細なヒアリングが必要です。
学習塾の経営が軌道に乗るかどうかは、赤字の期間をいかに短くするかが最も重要です。
集客時期や期間は入念に考えないと、オープンしてしばらく生徒0という状態になる可能性があります。
より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ一度Lacicuにご相談ください。
学習塾経験があるコンサルタントが詳しいお話をさせていただきます。