【イベントレポート】NEWS L ON AIR 第3回|「究極の生徒面談」とは一体……?イベントレポートを公開!
2021年最初のNews L ON AIRはワークショップ形式でお送りしました。テーマは「究極の生徒面談」。
学習塾を運営していく中で、必ず行うものだと思います。
どういった内容のワークショップになったのか、イベントの様子をお伝えさせていただきます。
本日のグランドルール
ワークショップということで、グランドルールを2つ設定させていただきました。
そもそもグランドルールとは、ワークショップなどで安心安全で実りのある場にするために設定する大前提のルールです。
今回は2つ。
◯毎回必ず意見を出す
◯安易に答えを導き出さない
せっかくのオンラインワークショップです。受け身で時間を過ごしてしまうのは、もったいない。
主体的に参加してもらうためにも、1つ目のグランドルールを設定しています。
2つ目ですが、今回のワークショップのテーマである「究極の生徒面談」。
これ、全員に同じ答えが導き出されるものではありません。
先生の主義主張が違えば、生徒面談で求めること、やるべきことも変わります。
生徒の考えが変われば、それぞれにできることが変わっていきます。
そのため、安易な回答を導き出すのではなく、問いに対してどう考えるのか。
そして、問いをどう捉えるのか。
「生徒面談」という1つの事象を通して、自分自身の考えを改めて考えていく。そんな機会になるよう、このグランドルールを決めました。
生徒の将来の可能性を潰すような一言とは…?
「究極の生徒面談」というある意味でとらえどころのない問いに進む前に、生徒の可能性を潰してしまう言葉がなんなのかを考えてみました。
参加者から出てきた一言は、こんな感じ。
あなたなら、どんな一言を選び取りますか?
先生にとって良い面談とは?
生徒面談とはいえ登場人物が多いということが、良い面談を考える上での悩みのタネとなります。
先生、生徒、保護者。
それらすべてに良い面談をするということは果たして可能なのでしょうか?
まずは、一番の当事者であり、主観的に考えやすい先生という立場から良い面談とはどういったものなのか、切り取っていきました。
大きく4つのジャンルへと分類しています。
それぞれどんなタイトルになるでしょうか?
生徒にとって良い面談とは?
普段、接する機会も多い生徒にとっての良い面談とは一体なんでしょうか?
こちらも大きく2つのジャンルに分けました。
最後の一枚は、分類できなかったものをまとめています。
では、この2つの質問で出てきたものは果たして一番はじめの問い「生徒の将来の可能性を潰す一言とは」とは決してつながらないものでしょうか?
ときに、先生や保護者のエゴによって、将来の可能性をつぶす、とまではいかなくとも、可能性を狭めることはありえないでしょうか?
そもそも、誰のために、何のために生徒面談は行うの?
ここまで、視点を変えて生徒面談について見てきました。
生徒側・先生側から捉える面談は、今回のワークショップでは近からず、遠からずという内容になりました。
では大前提として、生徒面談とは誰のために行うものでしょうか?
生徒・保護者のため、生徒と学習塾両者側のため、学習塾のため。
それぞれの立場からの考えがありました。
その考えが、正しい間違っているということではありません。
これまでの一連の問いを通して、あなたの中にある生徒面談とは何かを再認識できていると思います。
今、頭にぼんやりとでも、くっきりとでも、あるものがあなたにとっての究極の生徒面談となるはずです。
では、それを実現するために何をするべきでしょうか。何に気をつけるべきでしょうか。
「生徒面談」の時間だけではないと思います。
普段の生徒や保護者との接し方、面談後のフォロー、面談での言葉選び。
何気なく行っていた生徒面談の見え方が、少し変わったのではないでしょうか?
このワークショップでの経験を生かすも殺すも、先生次第です。
後日、アーカイブ動画も公開する予定ですので、再視聴いただき
究極の生徒面談を積み上げていただければと思います。