【高校部強化】受験コンパスコースへの誘導方法~前編~

株式会社Lacicu、営業の渡邊でございます。

先日弊社と学びエイド様主催の『超コンパクト予備校設計』セミナーが無事に終了しました。

全5回、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

この場を借りて御礼申し上げます。

さて、本題に入ります。

受験コンパスコースに生徒を誘導できていますか?

 

今回は受験コンパスコース、大学受験コースをどのように生徒に申し込みをしてもらうか、を書いていきたいと思います。

コース設計もしっかりしているのに、なかなか生徒がコースの申し込みをしてくれない、というご意見もいただいたので、私なら、という点で書かせていただきます。

 

生徒の意識は大学受験に向いていますか?

大学受験コースの宣伝を生徒にしても、なかなか食い付いてくれない、こういったお悩みは結構あるようです。

「志望校決定は早めにしよう!」「学校の授業に合わせていたら間に合わないよ?」「授業中心ではなく演習中心に変えていこう。」といったことを伝えてもなかなか興味を持ってくれない。

 

指導をしている先生からすると「当たり前」と思われることばかりですが、そもそも大学進学への意識がない生徒からしたらいかがでしょう。

大学受験への意識や危機感、厳しさを知らないので、何を言ってもピンときていないはずです。

 

そこで、まずは生徒と将来についての面談を実施しましょう。

高校3年生になったからと言って、大学受験を意識するとは限りません。

高校を卒業したらどうするのか、なぜ大学に進学するのか、どこの大学に進学するのか、といったことを話し合い、生徒自身の意識を大学に向けましょう。

ちなみに、1度の面談で意識は固まりません。

夏休み前から複数回に渡り面談をして、やっと冬休み前に意識ができる、といった感じです。

 

何度も生徒の将来について話し合い、そのためには大学進学が良さそうだ、しかもあの大学ならやりたいことができそうだぞ、といった言葉をかけて生徒のモチベーションを上げる、そしてやっと大学受験対策が必要、と思ってくれるでしょう。

 

学力向上に演習は必要不可欠と伝わっていますか?

さて、大学進学を意識し始めた生徒は勉強をどのように進めていくか、を考えるはずです。

多くの生徒が授業を増やすことを考えたり、予備校に通うことを考えるでしょう。

ここで、先生から学力向上には、授業はもちろん大事だが、問題演習が重要なことを伝えなければいけません。

 

受験コンパスを導入いただいている学習塾様はご存知だと思いますが、生徒の勉強時間の約9割は自学自習の時間になります。

この時間をいかに効率的に、効果的に勉強するかどうかで学力は変わってきます。

 

また、授業はあくまでもインプット。

学力を上げるためにはアウトプット、つまり問題をどれだけ解けるかが重要です。

 

生徒にとって、大学受験はもちろん初めて。

アウトプット=問題演習が重要ということはあまりわかっていません。

そこで、高校入試のときの例を出したり、受験コンパスの資料を用いたり、演習が重要だということをしっかりと伝えましょう。

ここをテキトーにしてしまうと、生徒はおそらく予備校に通ってしまいます。

生徒が大学受験を先生の塾で戦うかどうか、一番のポイントになると思ってください。

 

問題演習が重要だと理解させた上で、生徒に聞いてみましょう。

「〇〇君(さん)、じゃあ自分でやるべきことを決めて、それをいつまでに何回終わらせるのか、まで決められそうかな?」

この質問に首を縦に振る生徒はほとんどいないでしょう。

 

もちろんそのはずで高校生といえど、これまで受験という長期の学習計画を自分で立てる経験はほとんどないからです。

公立高校を受験したときを思い出してください。

おそらく、先生方から細かく学習すべき内容の指示を出し、毎日のように塾で勉強させていたのではないでしょうか。

 

先生方も高校受験対策の知識は豊富なので、自信をもって指示をだしていたのではないでしょうか。

同じことを大学受験でもすべきなのです。

生徒の長期学習計画はもちろん受験コンパスの年間計画表を用いれば大丈夫です。

やるべきことをしっかりと提示することができれば、先生方も生徒に色々とお話できるはずですよね。

続きは、受験コンパスコースへの誘導方法〜後編〜をご覧ください。

この記事を書いた人

Lacicu 編集部

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